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★臨死体験研究読本★
臨死体験研究読本―脳内幻覚説を徹底検証』は、精神世界を論じながらも、具体性があるため、説得力があり、読み手にも理解しやすいものに仕上がっています。しかも、一向にテンションのおちない確信に満ちた筆致の迫力は全編に渡っており、かつてない熱気に満ちた力作です。◆これまでの外国の研究などの器用な整理やまとめをする日本の学者は多いでしょうが、本書は、独自の考察と分析によって外国の評価の高い研究を批判し、それらに対する自らの主張を明確にする、きわめてオリジナリティーの高い作品です。
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魂の帰郷―あなたはなぜ生まれ、どこへ帰っていくのか
評価:
藤崎 ちえこ
ビジネス社
魂の帰郷―あなたはなぜ生まれ、どこへ帰っていくのか

著者は、精神神経免疫学を専攻し、大学でカウンセリングやヒー リングなどの活動をしていたという。子どもの頃から霊的な能力も持っていた人のようで、体外離脱には強い関心をもち、それがきっかけとなって米国モンロー研究所のワークに参加、研究所公認の最初の日本人トレーナーとして日本でワークをスタートした。

彼女自身は、体外離脱へのあこがれからへミシンク・プログラムに参加したようだが、本書は、体外離脱そのものを強調しているわけではない。その点がいいなと思っ た。確かにプログラムで体外離脱する人もいるというが、「それはあくまでも意識 の拡張、覚醒、それによる深い人生への気づき」という真のテーマの副産物だとい う。

拙著『臨死体験研究読本』では、体験者の体外離脱体験が脳の見た幻覚だったのかどう かを検証することが、ひとつのテーマであった。にもかかわらず私は、臨死体験とは独立で体験される体外離脱には、ほとんど興味をもてなかった。本当は本を書く にあたって、ロバート・A・モンローの『究極の旅』や『魂の体外旅行』などは読んでおくべきだったのかも知れない。いや、読んだことはあった。しかし、興味がも てず途中でやめた。最近話題になった坂本政道著『「臨死体験」を超える死後体験』 もほとんど読んだのだが、やはり後半は少し残して止めてしまった。

『魂の帰郷』は出版社から贈られたものだが、気軽に読める本だったためもあり、すぐに読了した。モンローの本でも坂本政道の本でも、各フォーカス(プログラムで探求する各レベ ル)の描写があまりに細かくてついて行けなかった記憶があるが、本書はそういう部分に深入りせず、意識の覚醒という、より広い視野から語っているので、読むのに抵抗を感じなかった。

私は最近、輪廻説をどう理解するかに関心があり、この本は、その視点からも興味深かった。 ヘミシンクのセッションを受けていると、自分の肉体にいるという感覚を持ちながら、別の意識で外にいて様々な経験をしていると感じたり、意識が複数となり、複数空間で別々の体験をしたりすることがあるという。そこから、わたしたちの魂は一つではなく、いくつにも分散したり、結合したりするエネルギー体だとも考えら れるようだ。

魂が個別的という概念は、三次元での幻想にすぎず、ユングの「集合的無意識」のように、深いレベルではつながっているとも理解できる。魂を唯一個別の実体とは していない自由な発想から魂と輪廻をとらえることも必要だろう。 ヘミシンク・プログラムを受けた日本人の女性で、臨死体験とそっくりの体験をしたという例が紹介されていたのも面白かった。集中力を高めたり、リラックスする ための市販のヘミシンクのCDを1・2枚買ってみようかな、という関心は出てき た。

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臨死体験と死生観23:59comments(0)trackbacks(0)
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もういちど会えたら―最愛の人 天国からのメッセージ
評価:
ジェームズ ヴァン・プラグ
光文社
もういちど会えたら―最愛の人 天国からのメッセージ

天国との会話―生と死をつなぐ心の旅』とともに非常に有能な霊媒であるプラグの感動的なリーディングの記録。彼を通して語る霊たちからの情報が、その霊と深い縁のあった人々にとってあまりに具体的で正確、彼らの間だけでしか知りえないような個人的なものが多く、まずその事実に驚かされる。 深いところでかなり影響を受けた感じがしている。

リーディングのエピソードの寄せ集めなので、これが学問的に何かを証明したなどということは、もちろん何もいえない。 しかしプラグが再現する死者やその遺族との会話を読む限り、死者と遺族にしか知りえないあまりに細々とした情報が次々に飛び出す。遺族たちはそれを聞いて驚嘆し、語るのが、死んだ「誰々」であることを確信するようになる。そのメッセージが、遺族を慰め、救いを与え、生きる勇気を与えていくさまは感動的だ。そういう印象的な事例が豊富に収録されている。

たとえば遺族が、息子をしなせたのは自分たちのせいだと自責の念に駆られているときに、あれはお父さんのせいじゃない、事故だったのだから、と死者からの言葉が届く。子供から、親への愛が伝えられる。親はそれを聞いて泣き崩れ、しかしやがて晴れ晴れとした気持ちで、プラグの元を去る、等々。

何よりもプラグという素晴らしい霊媒を通して死者と遺族とが生き生きとした交流をする、多くの事例に圧倒された。 死者たちは、遺族を思いやり、生前の相互の誤解を何とかして解こうとしたり、今は恨んだり憎んだりしていないということを何とかして伝えようとする。そういう死者のなまなましいメッセージを多く読み、さらに生前には分からなかったような視野を、死んだ後に獲得しているらしい言葉を聞くと、死後の魂のあり方の一端を覗き見たようで、死後の世界の存在への確信が深まる。  

もちろん細部については確かなことは何もわからないのだが、ただ、本当に身近なところに死者たちの世界があると言う感じを受ける。 また、現世を超えて生と死の遥かに広い視野と流れの中で今の人生の生き方を理解する視点が、ますます確かなものになっていく。 彼の本から受けた影響は、まだ充分には表現し切れていない感じがするのだが、とりあえずこんなところだろうか。

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臨死体験と死生観20:59comments(0)trackbacks(0)
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かいまみた死後の世界
評価:
レイモンド・A.,Jr. ムーディ
評論社
かいまみた死後の世界

手許にあるのは、1977年(昭和52年)に出版された初版本だ。父の書棚にこれを見つけて 読み、深く動かされて、私は臨死体験の研究にのめり込んでいった。その時の印象をどう表 わしたらいいだろか。久しく忘れていて思い出しもしなかった魂の故郷に出会ったような感 じとでもいおうか。月並みだが、そんな懐かしさのようなものが広がり、喜びをかみしめた。

体験者が語る表現しようのない心の安らぎと静けさ、暗いトンネルを通って光へと向かう プロセス、肉体を離れて上から自分の体や嘆く肉親を見る体験、自分の一生をパノラマのよ うに振りかえる体験‥‥。 とくに、言いようもなく大きな愛で体験者をつつむという「光の生命」との遭遇の話は、 強く訴えてくるものがあった。そしてこの物質的な世界を超えた、奥深い精神的な世界があ るという確信が、私のなかに静かに根をおろしていった。

それ以降、臨死体験の本は何冊も読み、自分自身もそこにさらに一冊を加えることになっ たが、人に「臨死体験の本でまず何を読んだらいいか」と聞かれれば、迷わずムーディのこ の一冊を挙げるだろう。

臨死体験が社会に広く認められるようになったのは、二人の研究者、エリザベス・キュブ ラー=ロスとレイモンド・ムーディの功績によるところが大きい。とくに1975年にレイモ ンド・ムーディのこの本(原題:LIFE AFTER LIFE)が出版されたことによって臨死体験 (Near-Death Experience)という言葉が定着した。彼のこの先駆的な本は世界的ベストセ ラーとなった。アメリカ国内で四百万部、国外では32ヶ国で出版され一千万部が売れたと いう。世界中の人々を魅了し、その関心をひきつけたのである。そして、この現象がひとつ の研究分野として認められるに至る。

この本のなかでムーディは、彼が集めた150の臨死体験の事例から50人を選び出し、 その人たちの話を詳しく聞いたといっている。その結果、死に瀕したときの状況や、体験者 自身のタイプや個人的背景がさまざまであるにもかかわらず、体験の内容にはおどろくほど の共通点があるのを発見した。多くの事例に繰り返し登場する共通の核のような要素がはっ きりと浮かび上がるのだ。その10の核が、その後の様々な研究のベースとなり、基本的に 追認されていく。

ムーディの研究は、「数十名の臨死体験の"物語"を収集し、それからいくつかのパターン を見つけ出しただけのもの」にすぎず、たんなる事例集、逸話集の域を出ていないという批 判が当初からあった。

こうした欠点を補う本格的な研究が、1980年に出版されたケネス・リング作『いまわ のきわに見る死の世界』(講談社)や1982年出版されたマイクル・セイボムによる 『「あの世」からの生還』(日本教文社)だったのである。

ともあれムーディの本は、すでに臨死体験研究の古典といってもいいが、いまなお臨死体 験の不思議な魅力を能弁に語り、人々の魂に強く訴えかけ続けている。

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臨死体験と死生観21:49comments(0)trackbacks(0)
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ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践
評価:
地橋 秀雄
春秋社
ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践

タイ、スリランカなどでヴィパッサナー瞑想の本格的な修行を積んだ著者は、さらに日本で多くの人びとにその指導を重ねてきた。その貴重な経験が随所に活かされている。日本の修行者の疑問や迷いや躓きを知り尽した著者が、それに応えるべく渾身の力を込めて本書を書いた。入門者にも経験者にも座右におくべき本であろう。

とくに「心を見る瞑想法」についても詳しく語られている。この部分は、心理療法に携わる人びとにぜひ読んで欲しい。ヴィパッサナー瞑想が、潜在意識を浮上させていく優れた方法であり、しかも心理療法にない深さと広がりを持っていることが理解してもらえるだろう。

さらにヴィパッサナー瞑想とは何か探り、サマタとヴィパッサナーとの違いを理論的に明らかにする章も充実している。日本へのヴィパッサナー瞑想の導入がまだまだ充分ではない中、本書はその普及に重要な役割を果たすであろう。

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瞑想23:30comments(0)trackbacks(0)
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呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想
評価:
ラリー ローゼンバーグ
春秋社
呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想

著者はハーバード大学などで社会心理学などを教えた博士で、クリシュナムルティ、ヴェーダンタ、禅、そしてヴィパッサナー瞑想を30年修行をしたという。

この本は「出息入息に関する気づきの経」(アーナーパーナサティ・スートラ)に基づいて教えるという形をとっている。

あれこれ迷いなが瞑想している今の私にとっては、とてもとても参考になる本だ。本当にことこまかに親切に手取り足取り瞑想を教えてくれている。しかも、たんなるノウハウの本ではない。瞑想を説くことがそのまま深い深い求道の精神と説くことにつながっている。あるいは、瞑想の在り方を説くことが、そのまま生き方へ洞察に繋がっている。

その珠玉の言葉をいくつか拾ってみよう。

「私たちは記憶やさまざまな理想から自分自身についての概念を創造し、そのイメージを保持しようとして疲れ果ててしまいます。最後にその理想のイメージを手放すことができたとき、それは大変な救いとなります。そして私たちはこれまでとは別なことをする豊かなエネルギーを得ます。」(P82)

「『……私以外の全員が集中できている。この心さえさ迷い出さなければ、修行できるのになあ』と自分を責め始めます。でも、そのさ迷ってしまった心を見るのが修行なのです。(中略)ですから優雅に戻ってくることを学ぶのがとても大切になります。格闘するのではなくて、舞うように」(P52)

「恐怖、恐怖から自由になりたいという熱望、心と身体、それらを観察している気づき、その気づきを増進させる意識的な呼吸。私たちはそれらのすべてと共に座ります。  恐怖のような強い感情に関しては、まず最初は自分がどうやって逃げ出そうしているかを観察するのがせいぜいでしょう。それも価値あることです。否認したり、抑圧したり、説明したり、逃げ出したり、空想している自分を観察するのです。これらのことを巻き込まれることなく繰り返し見つめているうちに、心の方が疲れてしまいます。やがてある日――無理にそうすることはできませんが――恐怖が生じても、注意がそれをサッと出迎えて、ひとつになり、恐怖がその花を開くに任せられるようになります。それこそが恐怖が長い間ずっと待ち望んでいたことだったのです。」(P106)

瞑想に迷う時、何回か読むことになるだろう、いや読みたいと思えるような本だ。 

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瞑想08:54comments(0)trackbacks(0)
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さとりへの道―上座仏教の瞑想体験
評価:
鈴木 一生
春秋社
さとりへの道―上座仏教の瞑想体験

鈴木氏は、天台宗で得度し僧籍をもつ人だが、上座仏教と出会い、激しい葛藤の中で、これまで学んだ大乗仏教、とくに法華経信仰を捨てて上座仏教に帰依していく。著書には、その過程、またヴィパッサナー瞑想で目覚めていく過程が、具体的にわかりやすく記述されていて、興味つきない。

瞑想には、止(サマタ瞑想)と観(ヴィパッサナー瞑想)があり、心をひとつのものに集中させ統一させるのがサマタ瞑想だ。たとえば呼吸や数を数えることや曼陀羅に集中したり、念仏に集中したりするのはサマタ瞑想だ。

これに対してヴィパッサナー瞑想は、今現在の自分の心に気づくというサティーの訓練が中心になる。この違いが、彼の修行体験を通して具体的に生き生きと語れており、すこぶる興味深い。段階的に非常に体系化されたヴィパッサナー瞑想の修行法がわかって面白い。その一段一段で、彼がどんな風に悩み、それを克服して行ったかが克明に記され、サマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想の違いが自ずと浮き上がる。 

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瞑想01:09comments(0)trackbacks(0)
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微笑みを生きる―“気づき”の瞑想と実践
評価:
ティク・ナット ハン
春秋社
微笑みを生きる―「気づき」の瞑想と実践

ティク・ナット・ハンは現代ベトナムが生んだ代表的な仏教指導者である。戦火のベトナムで反戦と被災者救済活動にも力を尽くした実践家でもある。欧米にも敬愛するものが多いという。 

この本の教えの中心は、意識的な呼吸で、呼吸を意識しつつ、日々の生活のひとつひとつの動作に気づいてゆくこと。「吸う」、「吐く」と言いながら、入息を入息として、出息を出息として気づいてゆく。意識的な呼吸は、瞑想室だけではなく、会社でも、家庭でも、電車の中でも、一日中いつでもできる。意識的な呼吸によって思考が減り、体全体がくつろぐという。「微笑みながら息の観察をします。何をしていてもちょっと仕事をやめて、呼吸を味わいます」と著者はいう。日常活動のなかで意識的な呼吸に戻れば、そのつど、ある心の静けさへと戻る。

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瞑想22:05comments(0)trackbacks(0)
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ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法
評価:
マハーシ長老,ウ・ウィジャナンダー
国際語学社
ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法

ヴィパッサナー瞑想は、ブッダ以来続けられた原始仏教の瞑想システムで、その技法は完成しきったものと言われる。ヴィパッサナーとは、あらゆる現象をありのままに観るという意味である。細かいテクニックや強調点の違いから、いくつかの流派があるが、著者であるミャンマーのマハーシ長老は、ヴィパッサナー瞑想を学ぶのに初心者に最適といわれるマハーシ・システムを世界中に広めた。本書は、このマハーシ・システムへの格好の入門書である。

しかし、入門書であると同時にマハーシ長老自身の体験に基づいて非常に高度なレベルまでも見通せるような構成になっており、ヴィパッサナー瞑想の修行書として貴重である。

禅に代表されるような、日本に伝わった大乗仏教の瞑想法しか知らなかったものには、ヴィパッサナー瞑想の緻密で合理的なシステムは驚きに値する。

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瞑想19:47comments(0)trackbacks(0)
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呼吸による気づきの教え―パーリ原典「アーナーパーナサティ・スッタ」詳解
評価:
井上 ウィマラ
佼成出版社
呼吸による気づきの教え―パーリ原典「アーナーパーナサティ・スッタ」詳解

パーリ経典・中部に収められている「呼吸による気づきの教え」の解説書。精神分析や心理学、量子力学などの知識とも比較しながら解説することで、ブッダの教えの可能性を現代に甦らせたいとの意図があるという。随所に、心理療法的な視点も織り交ぜながら解説る。

テーラヴァーダ仏教やヴィパッサナー瞑想への入門書が少ないなか、この本は、テーラヴァーダ仏教の初歩的な解説にもなっていて、参考になる。ただ、随所に精神分析や心理療法の知見を参照しながらの論述は、どこまでがテーラヴァーダ仏教の伝統的な教えで、どこからが著者の見解かが、判断しにくいところもあった。テーラヴァーダ仏教やヴィパッサナー瞑想の正統的な考え方を学びたいのなら、不満が残るかもしれない。

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瞑想15:53comments(0)trackbacks(0)
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「いいこと」が次々起こる心の魔法―このスピリチュアル・パワーをあなたのものに! (知的生きかた文庫 わ 1-25)
評価:
ウエイン W.ダイアー
三笠書房
いいこと」が次々起こる心の魔法―このスピリチュアル・パワーをあなたのものに! (知的生きかた文庫 わ 1-25)

ダイアーは、数々のベストセラーを生み出したアメリカの心理学者・著作家。この著者の本ははじめてだが、かなり学ぶことの多い本であった。著者は、魂の成長を4段階(競争者、戦士、奉仕者、精神性の段階)に分けている。訳者・渡部昇一によれば著者自身が、この段階を通ってきたようだ。彼が「戦士」の段階で書き、ベストセラーになったのが『自分のための人生』だったという。

しかし、この本は明らかに精神性の段階において、その生き方へのメッセージとして書かれている。だからこそ共鳴するところが多いのだろう。この段階の人は、「自分が、無限の力を秘めた永遠不滅の宇宙エネルギーが、肉体という仮の器に宿った状態なのだという真理に目覚める」という。

『奇跡の学習コース』からの影響も多く見られる。 後半では、愛や感謝が強調される。一見エゴをくすぐる願望実現的なノウハウか思われるような本の作り(日本版のタイトルは特に)ながら、実際には読者を深い精神性の段階へと導く内容ものもである。

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自己啓発・読書法14:30comments(0)trackbacks(0)