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★臨死体験研究読本★
臨死体験研究読本―脳内幻覚説を徹底検証』は、精神世界を論じながらも、具体性があるため、説得力があり、読み手にも理解しやすいものに仕上がっています。しかも、一向にテンションのおちない確信に満ちた筆致の迫力は全編に渡っており、かつてない熱気に満ちた力作です。◆これまでの外国の研究などの器用な整理やまとめをする日本の学者は多いでしょうが、本書は、独自の考察と分析によって外国の評価の高い研究を批判し、それらに対する自らの主張を明確にする、きわめてオリジナリティーの高い作品です。
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野口整体 病むことは力
評価:
金井 省蒼
春秋社
野口整体 病むことは力

野口整体へのたいへん分かりやすい入門書になっている。著者は、野口整体の道場を開 いて30年、おそらく野口整体の正統を引き継ぐ数少ない指導者の一人だろう。その豊 富な指導体験に基づき、何人かの体験者の体験談を柱にしながら、野口整体の中心とな る活元運動や愉気の何たるかを語っていく。長年の指導経験からにじみ出るような言葉である。

野口整体では、ただ故障を探し出し、そこを治せばよいという考えかたをとらない。生理的な故障、異常が起こるのは、その背後に自由、性、成長、自発性、要求の抑圧があ り、その反動であることが多い。そういう抑圧や不満が体の病気として返ってくる。体 に起こることに偶然はない。病気になるのも、事故を起こすのも、生き生きと輝くのも、 かならずわけがある。そういう自分を客観的に観ることができるようになると、生き方が変わる。

著者の金井氏は、野口整体のとくにこういう部分、「心療的な整体指導」という側面を温めてきたという。おそらくこれは、野口整体の正統であろう。体の故障と心理的な問題を一体のものとして捉える視点は、プロセス指向心理学の創始者、ミンデルの考え方 に深く共通する。ミンデルは、「病気や身体症状などのマイナスと把握されやすいものに隠されたメッセージ・知恵を信頼し、それを自覚的に生きることによって全体性が回復される」という。そういえば、野口晴哉の評伝『野生の哲学』を書いた永沢哲も、ミンデルの『紛争の心理学』で、長く熱のこもった序文(素晴らしいミンデル賛歌)書い ていた。野口整体は、気と体(体癖)についての理解が深いが、プロセス指向心理学は、心理療法的なアプローチの確たる方法をもち、またドリームボディという概念に代表されるような世界観としての自己表現に優れている。

野口晴哉は、病気とは「要求」であるという。病気になりたい要求。自分の体を壊してでもかなえたい要求があるときに、人は病気になる。活元運動や愉気には、そういう押さえつけられた要求を解放する働きがあるようだ。自分に対面する。知らなかった自分 が見えてくる。体が素直になることで、感情的な解放も起こる。 この本では、活元運動や愉気によって、体のゆがみがとれたり、ゆるんだりするプロセスと、それと一体となって心理的なトラウマが解消されていく事例が多く語られている。 体・心・気が一体のものとして、体のゆるみが、心の開放、気の充実につながっていく 様子がよく分かる。心理的成長と気という私の関心の二つの方向が、ここでは一体のも のとして語られ、統一的な方法論として確立されている。

たとえばある女性は、自分自身が感情的にいやなことは一切向き合ってこなかった。野口整体に取り組むなかで、そういう自分の奥深い「あり方」に気づき、今までの価値観 が一度壊れるという精神的な危機に直面した。そういう経過ののち、ある日彼女は、「体も心もゆるゆるにゆるんで、ただいるだけで心地良い」という状態を体験する。それは、究極の「整体」状態、体の整った状態であり、そうなるとまるで「お風呂に入りっぱなし」のように、自分の存在そのものが楽しくなるのだという。

野口整体の指導は、本当に蘇生するためにこそ、古い価値観を打破することを重視する。人を「不整体」にしている観念を捨てる。心と体の、不必要な「こり」をなくしていく。 そうすることで元からある気、「元気」が発揮される。 病気が心の状態に関係すると主張するだけでなく、体の歪みやしこりを取り除くことで、体だけでなく心もゆるむ、心がゆるむことで体がゆるむ。以上のことが、活元や愉気と いう独自の方法、体癖論や骨格の歪みについての具体的な理論によって支えられているのである。

JUGEMテーマ:精神世界の本
気功15:35comments(0)trackbacks(0)
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