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★臨死体験研究読本★
臨死体験研究読本―脳内幻覚説を徹底検証』は、精神世界を論じながらも、具体性があるため、説得力があり、読み手にも理解しやすいものに仕上がっています。しかも、一向にテンションのおちない確信に満ちた筆致の迫力は全編に渡っており、かつてない熱気に満ちた力作です。◆これまでの外国の研究などの器用な整理やまとめをする日本の学者は多いでしょうが、本書は、独自の考察と分析によって外国の評価の高い研究を批判し、それらに対する自らの主張を明確にする、きわめてオリジナリティーの高い作品です。
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心を生みだす脳のシステム―「私」というミステリー (NHKブックス)
評価:
茂木 健一郎
日本放送出版協会
◆『心を生みだす脳のシステム―「私」というミステリー (NHKブックス)

その面白さに思わず夢中になった。これほどに刺激的な本だったとは!! 刺激的なのは、脳の科学から出発しながら、クオリア(質感)という概念をひき入れる ことで、心の主観性という問題に迫ろうとしているからだ。心という主観性の問題 をごまかさず正面から理解しつつ、なおかつそれを脳のシステムからどう説明でき るかを問うているのだ。  

著者は、脳の科学に足場を置きながら現象学的な問題に一歩足を踏み入れているように見える。フッサール、ハイデガー、メルロ・ポンティなどが探求した主観性と いう哲学的な問題に脳科学の成果を引っさげて果敢に挑戦しているところにこの本 の面白さがある。  

最新の脳科学や認知科学の動向や、そこで問題にされている点について、著者の強烈な問題意識から解説されていて、私自身、この分野への関心が一気に高まって しまった。   
著者は自信をもっていう、「心を生み出す脳のシステムは、単純な機能局在説で は理解できない」、「生化学的な知見や機能局在は、脳というシステムの、いわば 断面図に過ぎない。断面図をいくら集めても、私たちの心を生み出す生きた本質には迫れない」と。 そして、心を生み出すのは、「脳全体にまたがって、1000億のニューロンが作り 上げる、複雑で豊かな関係性」であり、「脳というシステムなのだ」として、脳が 心を生み出すとはっきりと断言する。  

しかし一方では、「ニューロンを一つ一集め、ある関係性を持たせるとなぜそこ に心が宿るのか、その第一原理さえ皆目検討がつかない」と正直に告白し、それは、心がない状態から心を合成する「錬心術」(錬金術のもじり)だとさえ言う。これ だけ脳のニューロンの働きと意識との関係がはっきりしてきていても、では意識は どのようにして成立するのかとう根本的な問題になると、脳科学はハタと行き詰っ てしまうのだ。  

にもかかわらず、あくまでも心はニューロンのシステムから解き明かせるという立場を崩さない。「錬心術」の状態から抜けだすため、地道に脳のシステムと心の要素の対応関係についての探求を続け、一方で新しい発想による心脳問題の展開を待つほかないと言う。  

私に言わせれば、ニューロンのシステムをいくら解明したところで、そこに心が宿るのは不可能だということを原理的に明らかにする道をたどる方がはるかに生産的である。脳科学がここまで発達し、様々な知見が蓄積されている以上、精神世界 に関心を持つものも、その成果を積極的に学びとって、その成果から何が言えるの か、何が言えないのかをはっきりさせるべきだと思った。脳科学の成果を謙虚に学 び、受止めつつ、なお脳科学のどこに原理的な限界や問題があるのかを、真剣に考 え、明らかにしていかなければ、精神世界の探求もある意味で知的怠慢のそしりを まぬかれない。たぶん茂木健一郎の考え方に充分に反論できなければ、魂や輪廻転生の問題について、少なくとも私自身は、納得のいく論は展開できないと感じる。

JUGEMテーマ:精神世界の本
科学と精神世界の接点20:16comments(0)trackbacks(0)
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脳内現象 (NHKブックス)
評価:
茂木 健一郎
NHK出版
(2004-06-24)
◆『脳内現象 (NHKブックス) 

本書は、同著者の『心を生み出す脳のシステム』(2001年)よりも鮮明に、新しい科学のパラダイムをまさぐるという方向を打ち出しているように見える。近代科学の方法に内包される限界がもっとも先鋭的に浮かび上がるのが、脳と意識の関係問題 においてだろう。近代科学が近代科学であろうとするかぎり、乗り越え不可能と思われるような限界がそこにはある。だからこそ、科学の方法そのものが問われてしまう。 それが心−脳問題だ。

茂木は、この問題に誠実にとどまり続け、そこにどれほど巨大で困難な問題が隠されているかを明らかにしようとする。しかも、脳の研究の最先端の成果を踏まえた上で、意識問題を前にしてのその行き詰まりを語っているのだ。私はそこに強い知的興奮を覚える。

〈私〉が、あるクオリア(質感)を感じている時、そこで起こっていることは、〈私〉 と仮に名づける何らかのプロセスが、そのクオリアを生み出す神経細胞の活動の関係性を見渡している、ということだ。クオリアを感じる主体的体験のありようを素直に脳にあてはめれば、脳の各領域を観察するホムンクルス(こびと)を想定することは、自然な発想である。実際に私たちは、ホムンクルスがいるかのごとき意識の体験をしていることは否定できない。

もちろん、今日、脳のどこにもホムンクルスが隠れていると信じるものはいない。 脳の中に特別な領域があって、そこが他の領域の活動をモニターしているわけではない。では、どのようにして、様々なクオリアを同時並列的に感じている〈私〉という意識が生まれるか。ホムンクルスがいるかのごとき意識体験は、いかに生じるのか。〈私〉は、神経細胞の活動を自ら見渡す「小さな神の視点」として成立している。それを一体「誰が」、「どのような主体が」見渡すのか。

この「小さな神の視点」 がどのように成立するのかは、とてつもない難問題であり、もちろん現時点では未解明であると、茂木は言う。しかし、意識を生み出すのは、脳内の神経細胞の関係性以外にありえない。1000億の神経細胞の相互関係から、あたかもホムンクルスが「小さな神の視点」をもって脳内を見渡しているかのような意識が生み出される、そのメカニズムを解き明かすことが、脳のシステム論の究極の目的であるという。

神経細胞の活動の間の関係性が主観性の枠組み(ホムンクルス)をつくり、ホムンクルスを生み出す神経細胞の活動とクオリアの前段階になるものを生み出す神経細胞の活動が相互作用することによって、「〈私〉が感じるクオリア」」が生み出される。このような、関係と関係の間の相互作用を通して生まれるさらなる関係性が、人間の意識をささえ、人間の意識のあらゆるところに現われるメタ認知を支えている、という。 以上のように、茂木はあくまでも神経細胞の相互作用から〈私〉という意識が生み出されるメカニズムを解き明かすという野心を捨てていない。

しかし、神経細胞の関係性は、いくら精緻に関係性のネットワークを解明したにせよ、所詮はニューロ ン相互の物質的な過程にすぎない。そこから〈私〉の主体的な体験を説明するには、 どこかで原理的な飛躍をする必要がある。〈私〉=主観性は、科学が科学として自立するためにこそ、故意に忘れ去ったものである。だからこそ、それを問うためには、科学そのものの前提を再検討しなければならない。物質還元主義という近代科学そのもののパラダイムが問い直されなければならない。

もちろん常識的な物心二元論も問題の解決にはならないだろう。両者を包み込むような新しい世界観でないかりぎ、この問題を説明することは困難であろう。 あくまでも脳研究の最新の成果を踏まえつつ、この問題に向き合い続ける茂木には敬意を表したい。そして安易な解決の道を探るよりも、この問題の根源性を根源性 として明らかにする方向で探求していってほしい。
科学と精神世界の接点23:31comments(0)trackbacks(0)
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進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
評価:
池谷 裕二
講談社
(2007-01-19)
◆『進化しすぎた脳 (ブル-バックス)

たいへん分かりやすく、しかも興味深く大脳生理学を学ぶことのできる素晴らしい入門書だ。8人の中高生に対する講義、それも一方的なものではなく、質問や応答をふんだんに交えた形で進められていく。しかもレベルは落とされていない。最先端の研究や脳と心とに関係する哲学的な問題にまで踏み込んで語られており、ひょっとしたら先に紹介した『脳の中の幽霊』より、読みやすさ、面白さという点ではこちらの方が上かな、と思う。

『脳の中の幽霊』と共通の話題もいつか取り上げられており、しかもごく初歩的な知識に触れながら語っている。 私自身が、まだ大脳生理学についての基本的な知識が欠けているので、こちらを先に読んでいれば『脳の中の幽霊』がもっと読みやすかっただろう。最近の脳科学の成果 をも含めた脳の入門書として、第一にすすめるべき本かもしれない。

最初から「ネズミをラジコンにしてしまった」という興味深い話題が出てくる。元になっているのは2002年に『ネイチャー』誌に載った科学論文であり、最先端の研究だ。生きたネズミの脳に電極を刺して、脳を電気刺激することで行動をコントロールした実験である。具体的には、ヒゲを感じる脳部位に刺激を与える。右脳のヒゲの場所を刺激すると左のヒゲが触られたと感じる(脳の右半球は身体の左を制御しているから)。左のヒゲ を触られたと感じたネズミが左に動くと、「報酬系」が刺激されるようなリモコンを作っておく。「報酬系」という脳の部位は、電流が流れて刺激されると強い快感を感じる系である。 自分でその系に電流を流すレバーを押すことを学習したネズミは、水も飲まず餌も食べず死ぬまでレバーを押し続けるという。ヒゲが触られたと感じた方向に移動すると 「報酬系」が刺激されて快楽を感じることを知ってしまったネズミは、「ラジコン」で左右のヒゲに対応する脳の部位を刺激される毎にそちらの方向へ移動する。ネズミにとってどんなに危険な場所へでも動いていくという。

そこで問題は、このネズミ・ロボットの実験が原理的に人間にも可能であり、同じような装置で自分の脳が脳科学者にコントロールされ、自分の意志とは関係なく体が動いたら、それは自分なのか、というこどだ。。こういう刺激的な話題が随所に散りばめられていながら、脳科学の基本を確認しつつ読みすすめることができる。

初心者の私にとって圧巻だったのは、「しびれるくらい美しいメカニズム」と言われる、神経細胞の精緻な相互活動の法則(ヘブの法則)とその前後の説明だった。神経やシナプスという最小ユニットの基礎的なメカニズムの話題も詳しくわかりやすいが、さらにその「相互作用」の重要性、互いに連絡を取り合うときの、そのつながりや強度、神経ネットワークの「形」というファクター、さらにその相互の結びつきを誘導する分子メカニ ズムの研究という話題にまで及ぶ。もう一度しっかり読んでノートしておきたい部分だっ た。

この本が刺激に満ちている背景には、「‥‥脳を理解しようなんて、そもそも傲慢でおこ がましいチャレンジだと僕は感じ始めている。‥‥人間ってこんなにも素敵な存在なんだから、人間の脳がそんなに簡単にわかってたまるかってね」という著者の謙虚さが横たわっているような気がする

JUGEMテーマ:精神世界の本
科学と精神世界の接点14:15comments(0)trackbacks(0)
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99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
評価:
竹内 薫
光文社
(2006-02-16)
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方


ベストセラーになっただけのことはある。常識を覆す見方を提示する。固定観念を覆し、科学といえども結局はいつ反証されるかも知れない仮説の集合にすぎないことを分かりやすく説く。このような斬新な見方を、大きめの活字で、気軽に読める親しみやすい語り口で示す。読み終わって「なるほどそうだったのか」と大切なことを学んだという思いを深くする。

取り上げられている事例がまた面白い。次から次へと出てくる。飛行機がなぜ飛ぶのか科学は説明できない。悪名高きロボトミー手術は、当初ノーベル賞まで授与された評価の高い医療技術だった。その評価がいっきに覆るいきさつ。日本人学者のノーベル賞がうわさされていたペンタクォークの発見が疑問視されていく経緯。進化論と知的設計説との関係等、読んでいてあきない。

しかも副題に「思い込みで判断しないための考え方」とあるように、人生や社会を見る態度においても、すべてを仮説としてとらえることがいかに大切か、というとことろまで読者に語りかける。

私自身は、気や臨死体験など、科学の枠組みでは捉えきれない現象に興味をもち、探求してたので、近代科学の枠組みでは説明できない現象には目を閉ざす、ないしは頭から否定するという「常識的」な態度にはつねに不満をもってきた。本書では「大仮説」という考え方も提示し、宇宙を創造する「知的設計者」を仮定する説が真剣な科学論争になっていることも紹介している。

科学にたいしてこのように柔軟な見方が広まれば、精神世界の探求もよりオープンな形で進んでいくだろう。精神世界に関心をもつものも是非読んでおきたい一冊だ。

JUGEMテーマ:精神世界の本
科学と精神世界の接点21:28comments(0)trackbacks(0)
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地球は心をもっている―生命誕生とシンクロニシティーの科学
評価:
喰代 栄一
日本教文社
(2000-02)
ラブロック博士のガイア仮説をさらに発展させ、生命の進化を「惑星心場」の概念から説明する。ガイア仮説は、地球全体がひとつの恒常性を保つ生命体であると考えるが、ウィーラー博士はそれと一歩すすめて、ガイアは惑星心場といわれる一種の心的な場をもっており、地球の生物にはっきりとした物理的影響、とくに進化への影響を与え、進化の原動力となる。 地球の営みや進化が、近代科学的な機械論的な因果関係で説明することがいかに難しいかを説明する具体例がたくさん出てくる 。



JUGEMテーマ:精神世界の本
科学と精神世界の接点22:32comments(0)trackbacks(0)
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魂の記憶
本書の中心は、ゲリー・シュワルツの「シュワルツの仮説」。興味深い具体例を散りばめながら面白くこの仮説を紹介する科学読み物だ。「シュワルツの仮説」とは「私たちの住むこの世界は様々なシステムにより構成されており、それらすべてのシステムは、なんらかの情報を発したり受け取ったりしている。その情報のやり取りのなかで、システムに記憶が宿る」というもの。

この本の面白さは、「シュワルツの仮説」を傍証する興味深く分かりやすい事例を次々にとりあげて展開されていく点。とくにホメオパシーの事例と、心臓移植患者にその提供者(ドナー)の人生の記憶が入り込む「心臓の記憶」の事例とが興味深かった。ヨーロッパの代表的な代替医療であるホメオパシーの治癒原理を「シュワルツの仮説」から考察。ホメオパシーとは何か、ホメオパシーでなぜ治るのかを知るための読み物としても面白い。心臓移植患者に、そのドナーの記憶が甦るという事例が、これほどに多く、無視できない事実として研究され、複数の出版物があることまでは知らなかった。

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科学と精神世界の接点21:19comments(0)trackbacks(0)
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意識は科学で解き明かせるか―脳・意志・心に挑む物理学 (ブルーバックス)
評価:
天外 伺朗,茂木 健一郎
講談社
(2000-03)
量子力学やボームの「量子ポテンシャル」理論などに触れながら、脳科学の最先端でどのようなことが問題にされているかを対話のなかで明らかにしていく。ニュートン以来の物質的な世界観では、心はあくまでも余計なものであり、脳科学者も物質としての脳を記述することに精一杯で、心と脳の関係を実証的に研究する科学者は少ないというのが現状だという。脳と現代物理学、脳と心の問題など、脳にまつわるさまざまな問題を知ることが出来て有益だった。天外伺朗の柔軟な発想がこの対話を面白くしている。



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科学と精神世界の接点23:40comments(0)trackbacks(0)
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フィールド 響き合う生命・意識・宇宙
評価:
リン マクタガート
河出書房新社
(2004-11)
これまでばらばらに進んでいた科学上の研究を、整合性のある全体にまとめることで、神秘主義、代替医療、ニューエイジなどで語られてきた世界観に科学的な妥当性を与える試み。この本の価値は、「ゼロ・ポイント・フィールドZPF」という量子物理学のキー・ワードを縦糸にして様々な分野での業績が結び付けられ、解明されていくことにある。もし「ゼロ・ポイント・フィールド」の考え方によって意識の非局在性や、空間を超えた相互作用や、癒しの能力などが説明できるとすれば、これほど魅力的な新理論はない。私にとってとくに興味深かったのは、第4章でホメオパシーを扱い、第5章で脳とホログラフィー理論をテーマにした部分であった。とくにホメオパシーを扱ったところは読み物としても面白く夢中で読んだ。前半に比べると後半、とくに第2部「拡大するこころ」以降は、厳密な科学的な手続きによって行われた、遠隔透視など最先端の超心理学的な実験の数々を紹介しており、興味深く読むことができた。



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科学と精神世界の接点21:33comments(0)trackbacks(0)
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免疫革命
評価:
安保 徹
講談社インターナショナル
(2003-07)
「免疫革命」理論の画期的なところは、自律神経という全身を統御するしくみとストレスの関係を、信頼できるデータと治療効果によって明らかにしたことである。つまり、自律神経の働き、とくにリンパ球と顆粒球との関係や、それぞれの働きを理解することで、すべての病気は全身病であるという東洋医学的な捉え方の正しさを見事に論証したことである。

逆にこの視点から、近代医療の間違い、たとえば、アトピー性皮膚炎にステロイドを使用することが、いかに生体にダメージを与え、免疫力を低めるかが、いやというほど良くわかる。癌の従来の治療(たとえば放射線治療)についてもまったく同じことが言える。

東洋医学にとっても補完代替医療にとっても待ち望まれた理論が出現した。その有効性が、近代医学の側からの実験的なデータや理論によって、しかも細分化された機械論的医学を超える、生体の働きを全体的にとらえる免疫学によって証明されつつあるのだ。



JUGEMテーマ:代替医療全般
科学と精神世界の接点23:20comments(0)trackbacks(0)
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99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方
評価:
竹内 薫
光文社
(2006-02-16)
ベストセラーになっただけのことはある。常識を覆す見方を提示する。固定観念を覆し、科学といえども結局はいつ反証されるかも知れない仮説の集合にすぎないことを分かりやすく説く。

このような斬新な見方を、大きめの活字で、気軽に読める親しみやすい語り口で示す。読み終わって「なるほどそうだったのか」と大切なことを学んだという思いを深くする。取り上げられている事例がまた面白い。次から次へと出てくる。飛行機がなぜ飛ぶのか科学は説明できない。

悪名高きロボトミー手術は、当初ノーベル賞まで授与された評価の高い手術だった。その評価がいっきに覆るいきさつ。日本人学者のノーベル賞がうわさされていたペンタクォークの発見が疑問視されていく経緯。進化論と知的設計説との関係等、読んでいてあきない。

しかも副題に「思い込みで判断しないための考え方」とあるように、人生や社会を見る態度においても、すべてを仮説としてとらえることがいかに大切か、というとことろまで読者に語りかける。



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科学と精神世界の接点22:04comments(0)trackbacks(0)