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★臨死体験研究読本★
臨死体験研究読本―脳内幻覚説を徹底検証』は、精神世界を論じながらも、具体性があるため、説得力があり、読み手にも理解しやすいものに仕上がっています。しかも、一向にテンションのおちない確信に満ちた筆致の迫力は全編に渡っており、かつてない熱気に満ちた力作です。◆これまでの外国の研究などの器用な整理やまとめをする日本の学者は多いでしょうが、本書は、独自の考察と分析によって外国の評価の高い研究を批判し、それらに対する自らの主張を明確にする、きわめてオリジナリティーの高い作品です。
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ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践
評価:
地橋 秀雄
春秋社
ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践

タイ、スリランカなどでヴィパッサナー瞑想の本格的な修行を積んだ著者は、さらに日本で多くの人びとにその指導を重ねてきた。その貴重な経験が随所に活かされている。日本の修行者の疑問や迷いや躓きを知り尽した著者が、それに応えるべく渾身の力を込めて本書を書いた。入門者にも経験者にも座右におくべき本であろう。

とくに「心を見る瞑想法」についても詳しく語られている。この部分は、心理療法に携わる人びとにぜひ読んで欲しい。ヴィパッサナー瞑想が、潜在意識を浮上させていく優れた方法であり、しかも心理療法にない深さと広がりを持っていることが理解してもらえるだろう。

さらにヴィパッサナー瞑想とは何か探り、サマタとヴィパッサナーとの違いを理論的に明らかにする章も充実している。日本へのヴィパッサナー瞑想の導入がまだまだ充分ではない中、本書はその普及に重要な役割を果たすであろう。

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瞑想23:30comments(0)trackbacks(0)
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呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想
評価:
ラリー ローゼンバーグ
春秋社
呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想

著者はハーバード大学などで社会心理学などを教えた博士で、クリシュナムルティ、ヴェーダンタ、禅、そしてヴィパッサナー瞑想を30年修行をしたという。

この本は「出息入息に関する気づきの経」(アーナーパーナサティ・スートラ)に基づいて教えるという形をとっている。

あれこれ迷いなが瞑想している今の私にとっては、とてもとても参考になる本だ。本当にことこまかに親切に手取り足取り瞑想を教えてくれている。しかも、たんなるノウハウの本ではない。瞑想を説くことがそのまま深い深い求道の精神と説くことにつながっている。あるいは、瞑想の在り方を説くことが、そのまま生き方へ洞察に繋がっている。

その珠玉の言葉をいくつか拾ってみよう。

「私たちは記憶やさまざまな理想から自分自身についての概念を創造し、そのイメージを保持しようとして疲れ果ててしまいます。最後にその理想のイメージを手放すことができたとき、それは大変な救いとなります。そして私たちはこれまでとは別なことをする豊かなエネルギーを得ます。」(P82)

「『……私以外の全員が集中できている。この心さえさ迷い出さなければ、修行できるのになあ』と自分を責め始めます。でも、そのさ迷ってしまった心を見るのが修行なのです。(中略)ですから優雅に戻ってくることを学ぶのがとても大切になります。格闘するのではなくて、舞うように」(P52)

「恐怖、恐怖から自由になりたいという熱望、心と身体、それらを観察している気づき、その気づきを増進させる意識的な呼吸。私たちはそれらのすべてと共に座ります。  恐怖のような強い感情に関しては、まず最初は自分がどうやって逃げ出そうしているかを観察するのがせいぜいでしょう。それも価値あることです。否認したり、抑圧したり、説明したり、逃げ出したり、空想している自分を観察するのです。これらのことを巻き込まれることなく繰り返し見つめているうちに、心の方が疲れてしまいます。やがてある日――無理にそうすることはできませんが――恐怖が生じても、注意がそれをサッと出迎えて、ひとつになり、恐怖がその花を開くに任せられるようになります。それこそが恐怖が長い間ずっと待ち望んでいたことだったのです。」(P106)

瞑想に迷う時、何回か読むことになるだろう、いや読みたいと思えるような本だ。 

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瞑想08:54comments(0)trackbacks(0)
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さとりへの道―上座仏教の瞑想体験
評価:
鈴木 一生
春秋社
さとりへの道―上座仏教の瞑想体験

鈴木氏は、天台宗で得度し僧籍をもつ人だが、上座仏教と出会い、激しい葛藤の中で、これまで学んだ大乗仏教、とくに法華経信仰を捨てて上座仏教に帰依していく。著書には、その過程、またヴィパッサナー瞑想で目覚めていく過程が、具体的にわかりやすく記述されていて、興味つきない。

瞑想には、止(サマタ瞑想)と観(ヴィパッサナー瞑想)があり、心をひとつのものに集中させ統一させるのがサマタ瞑想だ。たとえば呼吸や数を数えることや曼陀羅に集中したり、念仏に集中したりするのはサマタ瞑想だ。

これに対してヴィパッサナー瞑想は、今現在の自分の心に気づくというサティーの訓練が中心になる。この違いが、彼の修行体験を通して具体的に生き生きと語れており、すこぶる興味深い。段階的に非常に体系化されたヴィパッサナー瞑想の修行法がわかって面白い。その一段一段で、彼がどんな風に悩み、それを克服して行ったかが克明に記され、サマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想の違いが自ずと浮き上がる。 

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瞑想01:09comments(0)trackbacks(0)
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微笑みを生きる―“気づき”の瞑想と実践
評価:
ティク・ナット ハン
春秋社
微笑みを生きる―「気づき」の瞑想と実践

ティク・ナット・ハンは現代ベトナムが生んだ代表的な仏教指導者である。戦火のベトナムで反戦と被災者救済活動にも力を尽くした実践家でもある。欧米にも敬愛するものが多いという。 

この本の教えの中心は、意識的な呼吸で、呼吸を意識しつつ、日々の生活のひとつひとつの動作に気づいてゆくこと。「吸う」、「吐く」と言いながら、入息を入息として、出息を出息として気づいてゆく。意識的な呼吸は、瞑想室だけではなく、会社でも、家庭でも、電車の中でも、一日中いつでもできる。意識的な呼吸によって思考が減り、体全体がくつろぐという。「微笑みながら息の観察をします。何をしていてもちょっと仕事をやめて、呼吸を味わいます」と著者はいう。日常活動のなかで意識的な呼吸に戻れば、そのつど、ある心の静けさへと戻る。

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瞑想22:05comments(0)trackbacks(0)
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ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法
評価:
マハーシ長老,ウ・ウィジャナンダー
国際語学社
ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法

ヴィパッサナー瞑想は、ブッダ以来続けられた原始仏教の瞑想システムで、その技法は完成しきったものと言われる。ヴィパッサナーとは、あらゆる現象をありのままに観るという意味である。細かいテクニックや強調点の違いから、いくつかの流派があるが、著者であるミャンマーのマハーシ長老は、ヴィパッサナー瞑想を学ぶのに初心者に最適といわれるマハーシ・システムを世界中に広めた。本書は、このマハーシ・システムへの格好の入門書である。

しかし、入門書であると同時にマハーシ長老自身の体験に基づいて非常に高度なレベルまでも見通せるような構成になっており、ヴィパッサナー瞑想の修行書として貴重である。

禅に代表されるような、日本に伝わった大乗仏教の瞑想法しか知らなかったものには、ヴィパッサナー瞑想の緻密で合理的なシステムは驚きに値する。

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瞑想19:47comments(0)trackbacks(0)
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呼吸による気づきの教え―パーリ原典「アーナーパーナサティ・スッタ」詳解
評価:
井上 ウィマラ
佼成出版社
呼吸による気づきの教え―パーリ原典「アーナーパーナサティ・スッタ」詳解

パーリ経典・中部に収められている「呼吸による気づきの教え」の解説書。精神分析や心理学、量子力学などの知識とも比較しながら解説することで、ブッダの教えの可能性を現代に甦らせたいとの意図があるという。随所に、心理療法的な視点も織り交ぜながら解説る。

テーラヴァーダ仏教やヴィパッサナー瞑想への入門書が少ないなか、この本は、テーラヴァーダ仏教の初歩的な解説にもなっていて、参考になる。ただ、随所に精神分析や心理療法の知見を参照しながらの論述は、どこまでがテーラヴァーダ仏教の伝統的な教えで、どこからが著者の見解かが、判断しにくいところもあった。テーラヴァーダ仏教やヴィパッサナー瞑想の正統的な考え方を学びたいのなら、不満が残るかもしれない。

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瞑想15:53comments(0)trackbacks(0)
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心を開く瞑想レッスン
評価:
井上 ウィマラ
大法輪閣
心を開く瞑想レッスン

ヴィパッサナー瞑想と心理療法の融合。ヴィパッサナー瞑想の側から心理療法的な方法との接点を「瞑想レッスン」として実践する本は初めて読んだ。瞑想は、一人で行う瞑想ばかりでなく、二人で、三人で、あるいはグループで、その関係性を気づきの対象として、関係性を鏡のように気づきの反射として、サポートし合ったり、共鳴しあったりして瞑想をすることが可能だという視点は新鮮だ。

ここに紹介されている瞑想(あるいはワーク)の多くは、著者が西洋人に瞑想を指導するなかでサイコセラピーに出会い、それに刺激されながら考案されたという。また、著者がなぜ曹洞禅で出家し、どのようにしてテーラヴァーダ仏教に出会ったのか、ヴィパッサナー瞑想をどのように修行したのか等、体験が具体的に語られたところは、心に触れてくるものがあった。

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瞑想11:11comments(0)trackbacks(0)
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心理療法としての仏教―禅・瞑想・仏教への心理学的アプローチ
心理療法としての仏教―禅・瞑想・仏教への心理学的アプローチ

仏教および瞑想、禅などを心理学や心理療法の観点から捉えなおすという試みは、欧米諸国では盛んになされ、私自身も深い関心をもってそうした視点から人間性心理学やトランスパーソナル心理学を学んできた。

この本は、理論面で新たな貢献がある分けではないが、日本の研究者による数少ないその取り組みとして貴重であり、後半部で瞑想と心理療法を実践的な視点から比較し、両者の実践上の問題を議論する部分から学ぶところが多かった。

もちろん著者は、瞑想が通常の心理的な治療を超えた深さをもつゆえに適用を間違えば深刻な問題を引き起こす場合もあることを指摘する。その上で「瞑想的実践や現代心理療法に現代人の強い関心が集まっているのは、私たちが集合的規模でここの内面の探求を行い、それをただ自身の治癒に役立てようとするだでけではなく、訪れてきた大きな時代の波を乗り切り、その先の時代を歩むために心を成長させる必要性を強く感じているかからではないだろうか」というような広い視野からの考察も行っている。

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瞑想10:25comments(0)trackbacks(0)
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チベット密教の瞑想法
評価:
ナムカイ ノルブ
法蔵館
(2000-05)
★『チベット密教の瞑想法

本書は、日本語で書かれた最初の本格的なゾクチェンに関する口伝の書だという。ゾクチェンとは、「もともとの始まりから純粋で、清らかで、同時に自然状態で完成している原初の境地」。この境地の中にあることをゾクチェン、すなわち大いなる完成と呼ぶ。

この根源的な土台は、無限に溢れる知恵の光に満ちている。それは、もともといっさいの意識現象、いっさいの現象によって歪めらも、汚されもしない純粋で空性だが、単なる空っぽの空虚ではない。この原初的な光の場から、外側から何の力を加えられることもなく、あらゆる方向にむかって無限の力が光となって、絶え間なくあふれだし、また一切の精神現象が生まれてくるのだという。

私自身が強い関心を持つ臨死体験の光の解釈についてもヒントを与えてくれる。死後にあらわれてくる強烈な音や光のヴィジョンは、意識の根源的土台からあらわれてきたものであって、外部の対象ではないという。  

心に実体はない。心の本性=明知は空であるが、そこにはすべての現象を映し出すことのできる潜在状態のポテンシャルが内蔵されているというのだ。

そのもっとも原初的レベルは、純粋波動としての音、そこから派生する「光」、それが5色にすぺスペクトル分光した「光線」の三つのアスペクトを持つ「原初の潜在ポテンシャル」としてあらわれる。 これは、具体的なかたちをもった報身の神々として現出する以前の存在レベルにあたる。

臨死体験者や覚醒者が出会う光の根源は、ここにあるのかも知れない。「原初的な光の場から無限の力が光となって、絶え間なくあふれだし、また一切の精神現象が生まれてくる」という光の哲学は、私にはとても魅力的である。

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瞑想19:06comments(0)trackbacks(0)